ティンバレスの基本パターン(その1)

 ティンバレスはとてもアドリブ的な複雑なリズムを常に刻んでいるように見えますが、やはり基本パターンがあり分解していくと比較的わかりやすくなります。ティンバレスを叩きこなそうと思えばこれらのリズムに一つ一つ慣れていくのが一番いいと思います。
1.パイラ打ち(1)
 ティンバレスの胴を、スティックで横から叩きます。右のパイラを右のバチで叩く場合と、左のパイラを左のバチで叩く場合があります。もっとも基本的なパターンは左右を交互に叩く8分音符です。
 このリズムは、イントロが終わった比較的静かなところで使います。
2.パイラ打ち(2)2−3
 やはり8分音符の連続ですが、上とは左右のパターンが変わりアクセントがつきます。少しリズム感が強調されます。パイラの音はなかなか強弱がつきにくいので、思い切って強いアクセントをつけましょう。
 このリズムには、クラーベのパターンが絡んできます。上のリズムは2−3です。
3.パイラ打ち(3)3−2
 このパターンは、3−2のパターンです。
4.パイラ打ちのバリエーション
 上記のパターンは8分音符ですが、少しずつ形を変形させていくと、いろいろなバリエーションが出来ます。
バリエーション

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