基本のリズム・・・要するにメトロノームです。普通は練習の時くらいしか使いませんね。 ところが、ラテンの世界では、基本リズムをがんがん鳴らして演奏することが多いです。それが「クラーベ」です。名前から察しがつきますが、クラーベはクラベスの音です。この辺はメトロノームみたいですね。ところがリズムが単なる四分音符ではないんです。 |
このリズムを耳にすると、大抵の方は「ああ〜」と納得されると思います。そうです。これなんです。
ソン・クラーベは使い方が2通りあります。2−3(ツー・スリー)という使い方と、3−2(スリー・ツー)という使い方です。 単に、どちらの小節を頭に持ってくるかだけなんですが、これが結構重要で、曲のイメージまで変えてしまいます。2−3はゆったりした感じ、3−2はスピード感のある感じです。 |
クラーベには、もう一つのパターンがあります。
ソン・クラーベの3−2にそっくりですが、3つ目の音が八分音符分だけ後ろに移動しています。このクラーベを使う音楽は「ソン・クラーベ」よりもアクロバット的な感じです。 |