パンデーロは一見タンバリンに似ています。しかし、サイズも大きくタンバリンにしては
非常に重いです。奏法も独特で、左手でパンデーロを持ち、右手の手のひらを使ってリズム
を刻みます。 また、カーニバル等の大編成の演奏では刻み役は、シキシキと呼ばれる皮なしタンバリン のお化けのような楽器が受け持ち、もっぱらパンデーロは皿回し(^^;のように回したり、パフ ォーマンスの道具として使われていたりします。 サンバのリズムは基本的には16ビートですが、独特のヨレがあ り均等ではありません。 このリズムのヨレはパンデーロの奏法から来るリズムのヨレがそのまま全体のリズムに影響 してしまった物なのです。 |